スキル回しとローテーションとバーストの話

その他

スキル回しがどうのとかローテーションとかのお話。管理とか調整とか何のためにするの?っていう記事です。零式前提。DPSのための記事でlogsは知ってるものとします。

画像は2層の踊り子がついた侍の火力のグラフでめちゃくちゃ跳ねているところはタンゴの力でクリDHしてます。クリDHで一気に跳ねると脳から汁が出るのが侍のいいところでクリDHしないと脳から汁が出ないのが侍の悪いところです。

例として扱いやすいので忍者がよく出てきます。この記事の内容を要約すると木人を叩けになって、全部読むと理屈がわかります。

スキル回しとローテーション

スキル回しにおいてローテーションとは特定のアビを区切りに同じことを繰り返すことを指します。特定のアビ→バースト→バースト以外→バースト前の準備(あれば)のサイクル。

例えば忍者ならだましを起点としてアビをたくさん打って→だましが終わったらコンボを回して→だましのリキャが20秒未満になったら水遁をしてだましの準備をして→だましを打ってを繰り返すので60秒単位でローテーションがあります。

当記事では毎回同じことが出来たらローテーションがあるとします。

ローテーションがないジョブ

一方で赤魔道士のようにproc次第でエンコンボのタイミングがズレたり、踊り子のようにエスプリの溜まりがやけによかったりprocによってWSを打つ順番が変わったりするジョブはローテーションが無いです。一応どちらも120秒周期で同じことはしますがバーストしてない時はproc次第なのでローテーションは無いものとします。

機工士のようなローテーションはあってもゲージやロボをいつ使うかを自由に決められる特殊なケースもあります。

何のためのローテーションなのか

上手に火力を出せている人はローテーションを守れていたり、ローテーションが無いジョブでもアビはリキャごとに使っていてそこでは毎回同じことが出来ていたりします。

火力が高いのはローテーションの中に火力ロスが無いからです。ローテーションはバーストをするために存在しています。つまり毎回同じことが出来ていればスキル回しの精度が高いということになります。

メレーはギミックに左右されてGCD数が変わることはあっても何の担当になってもメカニクスを元に使うものを決めるので大幅に使うものが変わることはありません。パターンによって火力が落ちることはありますが、再生編はそこまで苦しいところはありません。

話が逸れましたがローテーションを守れているということは毎回同じことが出来てバーストもしっかり出来ていることになります。

ローテーションを守るメリット

ローテーションを守る上で欠かせないのはリキャストがあるものはリキャストが終わり次第即使うことです。即使っているということは戦闘時間に対して使った回数が少なくなることはまず無くなります。

8分30秒の戦闘ではリキャが60秒のアビなら9回使えますが、忘れていたりローテーションを守れていないせいでリキャが終わっているのに使えない状態で使うタイミングがズレると8回に減って火力ロスになります。

ピュアと召喚を除けばローテーションの起点になるスキルはシナジーと呼ばれるものです。もちろんシナジーは効果時間中にたくさんダメージを稼げた方がいいのは既にわかっていると思いますが、ローテーションが守れないとバーストにシナジーが重ならなくなってしまいます。

60秒周期でしっかりバーストが出来ていれば120秒周期のジョブとも重なるし、90秒周期のジョブとも公倍数では重なるのでシナジーの効果を最大限に引き出すことができます。後述しますが薬の効果時間中に稼ぐダメージ量も上限まで増やせます。

調整とかは?

調整とか管理とか言われると状況によって判断して決めなきゃいけなくて難しそうな印象がありますが実際それらしいことをしているのはピュアと踊だけです。赤はエンルプリーズでマナを調整してマナフィで溢れないように出来そうですが普通に溢れさせてでもエンボルと重なる方がよっぽど強いです。踊は幻扇とか色々とっておいてテクニカル中に一気に吐きます。

黒はいかに自分が完璧であるかどうかが全てといっても過言ではないですが、侍と機はゲージやアビをバーストまで残しておいてもロスがないようになっている部分があるのでそれを加味して回すので「調整」や「管理」をしています。とはいえゲージを増やす量を減らすことは出来ないし出来てもロスだし、リキャのあるアビをずらしたらそれもそれでロスなので剣気とかヒートゲージだけずらします。

侍の場合は剣圧は居合術と燕返しをしない限り増えないので残しておいて、剣気も溢れないように残しておいてバーストが始まったら一気に吐き出します。画像は薬の効果時間中に使ったものでXIVanalysisを使えばこんな感じにしてくれます。ちなみに冒頭の画像の戦闘データを参照しています。

一応竜も紅の竜血をバーストに合わせるために30秒先送りにするとか他のジョブでもコンテンツによる部分はありますが毎回同じことが出来るので割愛します。

バースト(薬)

シナジーと重なって火力を最適化出来るのは先述の通りですが、薬も重要な自己バフです。薬の効果時間中にダメージを最大限稼いでこそdpsです。

薬は開幕と戦闘時間によりますがもう1回だけ使えます。3回使える場合もありますが余程長引かないと無理なので最初からそれを見越して使うことはありません。

どうせ2回しか使えないなら2回目はリキャを無視して戦闘全体で開幕と同じくらいか2番目に火力が高くなるところに使うべきです。バーストの周期は詩を除けば60と90と120なので開幕以降全てが重なる6分目のバーストで使います。

6分目のバーストで使って火力を出せるかどうかはそこまででローテーションを守れていたかどうかに懸かっています。途中でコケていたら目も当てられないレベルになります。

ローテーションを守れなかった場合のデメリット

さてここからが本題です。先述の通りローテーションを守れていれば「火力を最適化できて」「シナジーを他ジョブと重ねられて」「2回目の薬の効果時間中にダメージを最大限稼げる」というメリットがあります。

ローテーションを守れていなければもちろん全部逆です。火力は下がってシナジーで増えたダメージ量はしょぼくて薬を使っても微増する程度で大した効果も発揮できません。

DPSでDPSが出せない(灰色)なら存在する意味が無いのでなんとかしましょう。既にそこそこ出せている人はあとちょっと改善したら「そこそこ」から「かなり」に進化出来るかもしれません。

衰弱がついたとか初心者とか理由があればいいんです。シンプルに下手でもこれからなんとかする気があればいいんです。ゲームは娯楽ですが他人に迷惑をかけているなら話は別です。口には出さないけどいない方が捗るみたいな評価をされる前になんとかしましょう。「悪い人じゃないんだけどね」は性格以外でフォロー出来ない時に捻り出されるやつです

ローテーションを身に着ける

じゃあどうするべきかというと何が出来ていないかによってやることが違います。ローテーションの順番通りに練習するだけなのでシンプルです。

初心者の方はこちらを推奨しますが既に他のジョブで零式をやっていてサブで手を出してみたけどわからんという方は開幕回しを覚えたらローテーション(長)か2層のようなギミックが軽めで中断のない動く木人で身に着けても大丈夫です。

やる前に

まずはスキル回しを調べます。このブログでも踊と召以外解説しています。たまにとんでもないことを言っている方もいるようなのでlogsでキャラ名を入れてこの人の言う回しを再現出来ればこれくらい火力が出るんだなっていう確認を必ずしてください。

perf95乗ったから解説を書いてみよう!からちょっとわかってきたしまとめてみよう!までいて企業の攻略サイトでも書いてあることが100%正しい保証は無いので結果を見てから内容を覚えるか決めましょう。

ぼくのようにまだサブは装備が揃っていない可能性もあるので共鳴編の記録も見てあげると正しく判断できると思います。

やったことないor開幕回しから練習したい

開幕回しから練習する時は木人討滅戦を使います。開幕回しが終わったら途中でも退出してまたやり直します。どこからどこまでが開幕回しなのかわからない時はとりあえず30秒叩きます。

開幕回しを覚えたら次のステップに行きます。

ローテーション(短)

同じく木人討滅戦を使います。ローテーションの周期によって叩く時間が変わります。

忍者のような60秒周期のジョブは1分目の2回目のだましまで、機のような120秒周期のジョブは2分目のWFが終わる所までといった感じに2回目のバースト終了までミスなく回せるように繰り返し練習します。2回目のバーストが終わったら退出します。

ローテーション(長)

今度はハウジング木人を使います。ジョブに関わらず6分30秒を1セットとして殴ります。6分目の薬を使うバーストまでキレイに回せていればそれ以降も大丈夫なはずなのでここまでマスター出来たら実戦では少なくとも文句を言われるような結果にはならないでしょう。

もし実戦でダメだったらもしかしたら気付いていないだけで何かあるかもしれないのでXIVanalysisに通してみてください。機能が完璧ではないのでもしわからなければTwitterでDMを頂ければ対応します。

最後に

一生分ローテーションって書いた気がします。要するに毎回同じことが出来るor同じことをしないといけないメカニクスで出来てないなら練習してみようって感じです。

気にしなくてもなんとかなる難易度ならクリアできたらいいよねで結構ですが度を越えた低火力はそれを補える高火力な人がいないとフォローできないので・・・・

クリアタイムが縮まれば2層なら2回目のヴォイドゲート前に終わったり、3層なら連続剣1回目で終わって光焔光背のdotと連続剣が重なってヒールがめんどくさくなる前に終われるのでヒーラーはハッピーです。世界平和です。

共によりよい世界を目指して木人を叩きましょう()

コメント

  1. れうす より:

    今回の3層のように薬が三回使えたり腐らせても全体を通してしてロスにならない場合があるコンテンツは中々考えどころがありますね。
    消えたり殴れなくなるコンテンツこそ、自分がそのジョブに対してどれほどの練度をもっているか試される場所な気がします。

    • Sharif Noah より:

      中断前と後のアビとGCDの状況を毎回同じにできるようになるのが理想ですね。

  2. ドラッガー より:

    毒消しや目薬を使って薬の硬直を再現するとためになるって零式で野良の人が教えてくれました
    ローテーション(長)の木人練習で使うといいかもしれませんね

    • Sharif Noah より:

      薬の硬直で困ることがないのでたまたま手持ちにあって余ってるとかなら・・・・