【初心者向け】零式に行く前に必要な知識【後編】

前編はこちら。後編では募集やマクロなどを解説していきます。

後編は準備が整って零式いけるぜって方向けの内容になっています。

募集？RF？
コンテンツに入ったら
1. マクロを読もう
以上で準備完了

募集？RF？

さて、装備と飯と薬を用意してスキル回しのローテーションもなんとなく理解した気がしたから零式に行こうという方はまず「レイドファインダー(以下RF)」と「募集」のどちらの窓口を使うか選ぶことになります。両者は零式に行けるという点以外ほぼ違いますが、RFは機能が足りていないので募集を使った方が色々といいです。

RF

RFはCFと違って先ほどの画像のようにクリアしているかどうかやそもそも練習なのかクリアしに来てるのかをチェックを入れて、同じ条件で申請をした人だけがマッチングするようなシステムになっています。コンプリート済の人は未コンプリートの人とはマッチせず、未コンプリートの人はクリアするまでコンプリート済を選択できません。

募集を立てて人を集めるよりもRFの方が手間がかからないですが色々と欠点があります。RFの何がダメなのかは知らなくても使わなければいいだけなので「募集」の項目まで飛ばしても構いません。

条件指定が曖昧で役割を果たせない

チェックを入れるだけなのでyesかnoで答えられる程度の質問しか出来ないと考えましょう。クリアしているかどうかはyesかnoで完結しますが、練習かコンプリート目的(以下コン目)かどうかは例えば「練習したいフェーズを超えたらあとは全体攻撃等が数回来て時間切れだから実質コン目」などの場合は個人の価値観によります。「ギミックを理解して後は同じく理解してる人と倒すだけ」も「最終フェーズは完璧じゃないけど超えてしまえば後は殴るだけだからコン目」も「俺様は大丈夫だからコン目」も全部同じコン目に来ます。

募集でもよく話題になることですが最初の方しか出来ないけどめんどくさいから後半の練習行くような行為を「フェーズ詐欺」と言います。しっかり練習してる人に対して失礼であり自己中心的でそれくらいいいだろうという傲慢な行為です。

そしてこのフェーズ詐欺もRFでは個人の価値観によって詐欺なのか詐欺ではないのかが変わってきます。練習フェーズの指定が前半と後半しかないのにどこからどこまでを前半(後半)として扱うのかは決まっていません。

共鳴零式4層のような一般的にここまでを前半とすると決まっていればいいんですが、例えば中間あたりを練習したい時にどこが前半か後半か扱いに困る訳です。前半だと最初から練習する人もいるし後半だと最後の方を練習したい人もいるしという。

募集

募集を使う場合はまず自分で募集を立てるのか、誰かが立てている募集に入るのかを選びます。自分で立てられる方が自分の持っているマクロを使えたりするので人によってはお得ですが零式が初めての方はまずは誰かの募集に入ってみましょう。

募集目的

練習やコン目など色々あります。ここは読んで字のごとくなので練習したい方は練習でギミックは大丈夫という方はコン目に行きましょう。周回と書いてある部屋は2回以上クリアするのを目的としています。たまに募集文に1回と書いてあったりしますが不思議な人もいるので深く考えなくていいです。

ちなみにコンプリート済だとクリアしてる人しか入れなくて、未コンプリートだとクリアしてない人しか入れません。

募集文

しっかり読みましょう。読んでわからなければtellで聞きましょう。初見とか見学とか書いてある募集は何も考えないで入ってワーワーして終わりで大丈夫です。練習ptならどこを練習するかが書いてあるので自分と進行度の合った募集に入りましょう。

・何回やるのか(やる時間はどれくらいなのか)

・ギミックの処理法とロットルール

大体この二つが書いてあります。3滅解散は3回全滅で解散、練習ptによくありますが1時間やりますとかが書いてあるので少なくともその時間は確保しましょう。

ギミック処理法は共鳴編4層なら「DD外あやとり色固定」と書かれてたりするやつです。意訳すると「ダイヤモンドダスト(DD)はAoEを外側に捨てて、光の暴走はあやとり式で、ぼよんは鏡の色で散開を決める」となります。ギミックを知っていればわかる内容になっていると思います。

たまに「アーサー式」などの名前がつけられた処理法が登場しますがこれはもう調べるか募集に入ってマクロ見せてもらって書いてあることがわからなければ謝って抜けるしかないです。名前がつけられる経緯は様々です。考案したプレイヤー名だったりギミック処理を表す名前だったり皮肉だったり(気になる方は「FF14 非常識」で検索)

ギス×は旬の零式に来てまで誰に何しても許されてエンジョイしたい矛盾野郎が使う言葉なのでそのような物に成り下がらないようにしましょう。

ロットルール

ロットルールは色々種類があって守らないと烈火の如く怒られるので確実に覚えましょう。不安ならクリアしてからロットする前に聞きましょう。

・フリロ　→　好きなようにロットしてよい。何個持ち帰ろうと構わない。

・取り抜け　→　1つ取ったら抜ける。みんなに満遍なくアイテムが行き渡るので一番よく使われているルール。

・グリ限　→　GREEDしか出来ない。グリ限フリロやグリ限取り抜けがあるがGREEDしか出来ないだけで上記二つと同じ。4層で武器を持ってる人だけでやりたい時に使われる。

・装備＞石＞薬で取り抜け　→　ロット順が決まった取り抜け。装備はいらなくて薬が欲しいという人に装備をパスさせるために使う。いらないくせにロットする人がいなければ必要ないですが野良なので・・・

・1品希望制　→　募集に入ったら欲しい武器を宣言して、それがドロップしたら確実にもらえるルール。(4層でのみ適用)既に武器を持っていて他のジョブの武器が欲しい人が利用する。例えば竜で参加して竜の武器を希望するような行為は忌み嫌われる。意味を理解していないのと同義。

コンテンツに入ったら

募集に参加した！メンバーが揃った！コンテンツに突入した！

初期攻略の場合は無いですが、実装翌日から翌々日あたりにはマクロが流れたりします。マクロを使えば色々なことができますが零式の場合は散開位置を決めたりするのに使うものを指します。例として共鳴零式2層のマクロを貼ります。

/p 【基本散開】
/p MTD1　STD2
/p H1D3　H2D4
/p 【2体フェーズ】※分断時は北東
/p イフ:STH1D3D4　ガル:MTH2D1D2
/p 【合体フェーズ：コンフラグレーション】
/p DPS:西　TH:東
/p 渦処理:MT北　ST南
/p ☆誘導1回目：安置が広い方へ移動
/p ☆誘導2,3回目：1回目の進行方向へ回る
/p 【コンフラ時エアーバンプ散開図】(北基準)
/p 　　　MTH　　　※調整役D2D3
/p D1D3 　　 D2D4
/p 　　　STH

初めての方は何が何だかわからないと思うのでそれぞれ解説します。まずMTやD1はそれぞれに振り分けられた番号と略称です。

・MT、ST　→　メインタンク、サブタンク

・D1、D2、D3、D4　→　dpsの担当を決めるための番号。D1とD2がメレー、D3がレンジ、D4がキャスでこれはどのマクロも同じになる。基本的に散開位置がD1とD2は殴れる距離でD4はなるべく動かなくていいような感じに配置される。たまに何も考えてないクソマクロがある。

・H1、H2　→　ヒーラーの担当を決めるための番号。白はいつもH1、学はいつもH2、占は相方が白ならH2で学ならH1。

マクロを読もう

以上を踏まえてもう一度2層のマクロを見てみましょう。

・【基本散開】は散開が必要となる場面での散開位置を示しています。例えばMTとD1は北西でSTとD2は北東に行けという意味になります。

・【2体フェーズ】2層ではボスが2体になる時間があるのでイフリートはSTとH1とD3とD4が攻撃するという指示になります。たまたまそれが都合がよかっただけなので他の敵が2体出るコンテンツでもこの通りではありません。

・【合体フェーズ：コンフラグレーション】DPSが西側、タンクとヒラ(TH)が東側に分かれます。ギミックが絡むので渦処理と誘導は飛ばします。

・【コンフラ時エアーバンプ散開図】この時必ずボスは南を向いてるので誤解の無いよう北基準と書いています。散開位置の見方は基本散開と同じですが、ヒーラーの1と2の指定が無いのはランダムギミックで必ず毎回同じタンクと動くことになるとは限らないためです。

調整役D2D3とあるのはdpsは基本的に最初はD1とD3のペアで動いて、必要ならD3はD2と入れ替わりなさいという意味になります。調整役はD2とD3が多く、D2が毎回調整役になればD1を火力が高い侍にしようとかが出来てD3はレンジで単純に動きやすいためです。

以上で準備完了

必要な物を揃えて募集とマクロの用語を理解したら後は練習してクリアするだけです。ギミック処理しながらになるとスキル回しが訳わからんことになる方も、うっかり死んでしまった方もとりあえずクリアさえしてしまえば万々歳です。pt全員合わせて3デスくらいなら2層あたりまではなんとかなります。立て直してくれたヒーラーにちゃんとお礼は言いましょう。

最初から上手くいく天才はいないので回数をこなして徐々に成長しましょう。