各パッチのお話があまりにもキュッとされすぎていたり、ヅルなんとかみたいなサブクエでいいような内容が入っていたたのは若干発注の段階でミスっていたのが理由な気がしてきています。7.0~7.3までで王位継承戦やっていらない荒野編挟んでエレンヴィルとクルルの親云々やってゾと決着つけてコーナとグルージャの出自開示してカリュクスとシミュラント出して決着までやって!各所で少なくともコレ経由して!って言われたら収まるかボケェ~~~~とぼくだったら思います。
なぜそれを7.4になって思ったのかというと今回の内容も「この方向性でやってください」と言われたから尺を中に収めました感があって、特に今回の内容は時間をかけて掘り下げた結果として提示していたらプレイヤーの感情が溶けてボロ雑巾になりそうなのに勿体なかったからです。
事の発端はクルルが持ってきたおじいちゃんからの手紙ですし、王位継承戦のあとは準主人公としてクルルにフォーカスが当たり続けていたらやらなきゃいけない描写を処理された感が無かったかもしれません。全体的にいい匂いがする料理なのに3口分くらいしか無くてもどかしいです。
7.4

次の拡張に繋がる新しいお話の幕開けのような内容かと思ってたらクルルのモヤモヤがまだ残っていたようです。内容がメジャーパッチ1回で追加できる範囲にキュッと収めたような印象だったんですけど機能不全トカゲファミリー共の話よりこっちに尺使ってくれませんか!?
第九世界のことを調べることになった光の戦士がたまたま通った洞窟で魔物を倒したのが感謝されて、たまたま滞在中に警報が鳴ってグラシャラボラスが来たからシバいたらトレノの住民が抱える悩みは大体無くなったしクルルの身内はまだ生きてました。あまりにもキュッとされています。まるで打ち切りが決まった漫画のよう。
ここに至るまでの積み重ねが無かったのでミアイリとクルルが抱き合うシーンは人並みにいいシーンだと思っても何もこみ上げてきませんでした。クルルとしては天涯孤独の身ではないことが判明したし、自分のルーツと精神的な故郷関係のことを整理できたし、目的は果たせたんだろうなと思います。
でももっと尺を使って死んだ両親にはギリ会えたけど、ずっと心のどこかにあった寂しさが色んな葛藤でぐるぐるしてるせいで今になって爆発しそうとか、そういう感情的な描写をして最後のミアイリと抱き合うところをクライマックスとしてV字回復するために落ちていく助走のような時間が欲しかったです。7.4のキュッとされた内容だと体感的にはレンジでチンです。1000wで40秒温めた程度の。
7.3でスフェーンはもっとかわいそうであってほしかったというのも似たような感覚で、こちらが感情移入する時間もないまま全部解決して終わってしまうのがもったいないです。何ら捻りの必要のないストレートな感動系の話を時間をかけて書いてくれたらそれでよかったのに今回も好きなところを見つける前に終わりました。
この際サブクエで補完でも全然いいので何かその後が見られたら良いですね。せっかく専用エリアまで用意されてるんだし・・・・・・
細かいところ

えっ、マジでグルージャ来ないんですか?エレンヴィルの見送りに来ない理由がいつでもできる稽古って取り繕わなさすぎじゃないですか?
グルージャがウクラマトのことをガチで嫌いだから関わりたくなくて来なかったのかウクラマトがグルージャのことをガチで嫌いだから本当は見送りしてるのを伝えてすらいないのどっちかじゃないんですか????
反抗期が来たか・・・・グルージャもパパそっくりっていう伏線か・・・・・()

敵全員雷属性だから水場に逃げたらまとめて感電死しそう。
クルル

・ここが私のアナザースカイ
・急にFF9みたいな悩みを言い出した
・とってつけたようなソロパート
なんだか悩んでそうで元気が無くて1人でいる時に話を聞いてみたらFF9みたいなことを言い出しました。FF9のことは詳しく知らないので厳密には違うのかもしれませんが。
いちばん家族らしい描写が出来そうな設定だったし、もうどうしようもないトカゲファミリーは置いといてこっちを掘り下げてほしかったです。今となってはゾラージャの描写とかどうでもいいくらいこっちの方からいい匂いがしてます。
7.4のラストで解決までやった訳ですがスピード解決をされたせいでこんなに丁寧にやれば人によっては刺さりすぎて動けなくなるくらいよさそうなもので感情が動きませんでした。よかったね報われたねと思いはしましたが、温度感はりんごを見て赤いと言うのと同じ程度です。
悪いのはてんこ盛りの7.xメインクエの要素と納期でしょう。サブクエでこの物足りなさを補完してほしいです。
ルムル&エヤネ

・実はクルルと親戚と判明したけど特にやり取りは無い
・母の妹の孫なのでクルルをサザエさんとしたらルムルはイクラちゃん
この消防士カラーの兄妹はクルルの親戚でした。が、特に親戚と判明した後に驚いた顔をしただけで親戚ならではの会話はありませんでした。さっさと終わらないとウィンタラーを出す尺が無かったんでしょうか。
キャラ的にはかなり好きなタイプです。話していて不快なところが無くて抜けているところはあるけど根っこの部分はまともでいい子達やなぁとあたたかい目で見れました。グラシャラボラスが来てホバーカーゴに乗って戦いに行くあたりは流れが強引でしたが、戦闘能力が無くても命をかけて出来ることをしている彼の好感度が上がったので細かいことはヨシとしましょう。
兄妹揃ってこんなに逞しくなってと親戚面がしたかったです。供給が足りない。あと見送りに来た時にグラシャラボラス討伐と障壁の復旧手伝いの感謝を言ってクルルに座右の銘みたいなことを伝えただけでなんか・・・もっとこう・・・・・あるだろ・・・・・・・
ミアイリ

・お年を召して召して召しまくっている
声がおばあちゃんすぎるし少し舌足らずなところがやけにリアルでした。特殊な事情で神社に生えてる木ぐらい生きてるキャラを除いたら最年長かもしれません。時系列がややこしくて具体的にいくつくらいかはわからないですが声の雰囲気的に80歳は超えてそう。
アライラがプリザベーションに入っていなくなってから彼女なりに思うところがあったっぽいです。情報がもっとほしい。泣いてたけど泣きそうなシーンで泣いたという事実を見ただけでキャラの内情を知らないから終わった後に何も残らない残念な涙でした。クルルのアナザースカイ組のことをもっと知りたい。
ウィンタラー

・緑アウラはトレノじゃなくても目立つ
・今まで文字でしか登場してなかったアシエン
・どうせ世界を滅ぼしに来る
7.3で全く喋らずカリュクスに絡んで(?)いたアシエンがあっさり登場しました。次の拡張ではこいつらと戦うことになるのか、はたまた6.xのゼロみたいに次の拡張までに上手く片付けられるのか。
敵らしい見た目をしていない敵ですし、今まで文字でしか登場してなかったアシエンなので取り除くべき脅威としてとらえられていません。ぬいぐるみに封じ込められたカリュクスとの会話は世界滅ぶ的な話でしたが悪巧みをしているというよりは怪しい宗教の人たちが真面目に話をしてるだけな印象でした。
カリュクスの本体をハルマルトがお預かりしてるならメインターミナルで見せたあの顔芸は演技だったんでしょうか。わからないことだらけですが7.5までおあずけです。
ビジュアルのウケが良すぎて1週間も待てずセンシティブ設定をして隠しもせず絵が描けるだけで配慮は出来ない人がTwitterのおすすめTLに流れてきたので人気キャラなのは間違いないでしょう。
アルカディア完結

・都合が良すぎる
・話の畳み方がソードマスターヤマト
実はオーナーとメテムとヘビー級3人組は全部知ってたしブルートボンバーはいろいろと処置をされて生きてたし犠牲になった人はオーナーから抜き取ったドラゴンボールで元通りになるからでぇじょうぶだ!

オーナーはすごいですね。最期までヒール役として興行にして自分のケツを拭いた訳ですからね。それに比べてブルートボンバーはタイムラインが美しいだけで処置をしてもらわないと死ぬし最後の方はヒール役を忘れてるし

お前に限ってはそんな顔をしてはいけないし感謝もしてはいけない。プロレスは演技であることがバレたら冷めるし役を作るならイメージが破綻した時に全てが終わるからここで憎まれ口をたたくくらいじゃないといけない。プロとしての自覚が足りない。本当は超級大炎上キックじゃなくてここで裏切って殺してやるつもりだったくらい言ってみせろ。
1回死んだ俺様がオメェに殺される覚悟で殺しに来てやったくらい言わないとヌルいし、ヌルいんだったらクルーザー級で死んで退場でもよかったです。嫌いじゃないけど生きてた後の扱いがアレで複雑です。ヒーラーにとって最高のボスであっただけでも素晴らしいことですが、それ故に色々と求めてしまいます。
最後大団円でアルカディアはまだまだ続いていくのはいいんですけどメテムまで実は全部知ってました側だと「え~・・・」感がします。まぁ全部解決したからいいけど・・・・お前ちょっと殴らせろよ・・・・・・5発くらい・・・・・・・・・
あとユト姉は行方不明になって強い人の魂で魂蝕症を治すためにLH級で再度現れてたけどオーナーのことは知らなかったっぽかったし勝手に1人で暴走してたってことなんですかね。





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