FF14の解説記事を出そう【中編】

その他

前編を読んでタイトルと冒頭の文章と本題への入り方がわかったところで中編に突入です。前回の記事で冒頭の文章はこうしろと書いたせいで自分で自分の首を絞めたような気分です。中編では本編とまとめの内容について解説していきます。

前編の補足

前編でさっさと本題に入れと書きましたが例外もあります。

Sharif Noah 日記「初心者が上手くなりたいと思ったら読む記事」 | FINAL FANTASY XIV, The Lodestone
Sharif Noahの日記「初心者が上手くなりたいと思ったら読む記事」ページです。

本編前に要約したら3~4行で済むことをネチネチ書いてます。旬のコンテンツ以外で知り合える程度の初心者の手伝いがしたい人間は平均未満だし調べ物をするなら動画じゃなくて文字でしましょうという内容を600字くらいかけて書いています。内容を理解してもらいたいならただの無駄ですが、これで脱落しない人じゃないと文字で情報を得るのは無理なので長くしてます。

比較的書くことが少ないガンブレでも約3500字あります。ピクマンだと約5000字もあります。600字程度で脱落するなら教えられることは何もねぇよという意味です。

本編の流れ

本編とは前置きが終わった後の本筋の内容のこととします。ウケを狙うとサムいのと数字を並べて過程を書くなというのは前回解説したので省きます。

必要であれば前提知識として用語の説明をしましょう。「常にWSを打ってGCDを回しましょう」といきなり言われても何やねんという方のために、「WS=ウェポンスキルで、これを使うと発生するリキャストをGCDといって、アイコンに重なって時計のように表示されます。」と前置きをしましょう。

シンプルなもの

例えば初心者はまずこれができるようになれ!みたいなシンプルなものは画像のような流れで説明できます。前提知識は既に書いてあるものとします。

初心者の方がマスターすべきことはこの3つです。

・GCDを止めずに回し続ける

・アビをリキャごとに使う

・dotがあるなら切れそうなギリギリを狙って更新する

GCDを発生させられる回数とアビを使える回数はリキャがあるので戦闘時間に対して上限があります。これを上限いっぱい回せないと回せなかった分ロスになります。dotは使うと時間がかかるけど1GCDで稼いだダメージ量が多くなることが特徴で、最大限活かすには効果時間を踏み倒さずにギリギリで更新する必要があります。

これらが初心者の方が最も多く発生させているロスです。これが出来れば並以上になれます。

なのでGCDを回して、アビをリキャごとに使って、dotがあるなら切れそうなギリギリを狙って更新しましょう。この基礎ができるようになって初めて毎回同じことが出来るようになるので、スキル回しのローテーションについて考えることができます。

ポイント

重要なことはA~Cの3つです→Aは○○、Bは○○、Cは○○→なのでA~Cです、という流れで最初に提示した内容を最後に回収しましょう。要は最初に箇条書きで結論から伝えて、結論の説明をして、再度結論で着地をします。その方が間の説明を何のためにされているのかがわかりやすくなります。

内容は最初にA~Cと言われた時はピンとこないけど最後にもう1回A~Cと言われた時に、それまでに聞いていた説明を覚えていればなるほどとわかるようにします。例文の赤と黄色の下線が引いてあるところがそれぞれ対応した内容です。青の下線が最初に提示したことをもう1度書いて回収している部分です。

太字は内容を補強するための文章です。これができるとどうなって何がどう役に立つかについて書いたりします。あった方が読んでてなんかいい感じになります。赤青黄下線の部分だけだと簡潔な文章になり、贅肉は無ければ無いほどいいですが潤滑油になるなら太字のような文章を入れます。

段階を踏む必要があるもの

例として侍の解説記事を使います。読まなくてもこの先の内容はわかるようになっています。

dpsはローテーションのルールを守るための条件がジョブによっては複雑でやたら長くなります。

シンプルな説明と比べると本編を理解するための説明と、まとめで回収する内容が多くなります。とはいえ前後の工程が増えるだけでシンプルな説明が出来ればコレもできます。

上から順に青がとりあえず覚えるもの、オレンジが本編のための説明、緑○で本編の内容の箇条書き、紫で緑○の箇条書きの内容の説明(本編A~B)、赤〇でオレンジ~紫までのまとめです。順を追って見ていきましょう。

とりあえず覚えるもの

本編に直接関与しないけど必要なもの、あるいは覚えている前提で本編が始まるものです。ジョブ解説だと開幕回しが当てはまります。リキャごとに使うアビの1回目は開幕回しなので使うタイミングが変だと以降の解説の内容を再現するのに支障があるかもしれないし、バーストの項目で「開幕回しと同じように」という文言を使うためにとりあえず覚えてもらいます。

教わるために必要な持ち物です。サッカーならスパイク持ってこいとかです。

本編のための説明

これから説明をするための説明です。中1の数学を理解するには小学生の算数が出来なければいけないので算数の説明にあたる項目です。前提知識のようでとりあえず覚えるものと似ていますが、これがわからないと本編がわからなかったり疑問が生じて躓くので本編のための説明となっています。

例えば照破の項目に書いてある内容はこれ以降まとめにしか出てきません。バーストの項目で説明したいのはdotをちょうどよく更新しつつバーストを回すことなので、そこに照破が云々を入れていると話が散らかります。箇条書き1つに対して説明を長引かせないために贅肉を削ぎ落さないといけないので、事前に説明できることは先に書いておきましょう。

箇条書き

これから本編で説明する内容を箇条書きにします。簡潔であればあるほど良いです。ここで提示するものは最も伝えたいことのみです。内容が散らからないように本編には必ず最も重要で伝えたいことのみを書かなかければいけないので、先程の照破のように慣れてきたらできるようになればいいことは先に書いておくか、まとめの後に応用編的な感じで書きます。

本編A~B

箇条書きで提示した内容の説明です。例のような記事だと侍のローテーションの2つの目標を達成するにはどうやればいいのかを説明しています。

侍に限ったことかもしれませんが、明鏡止水を使ってdotの更新がきちんとできていればバーストはその後に波切を打つくらいしか書くことがありません。なので主にバーストの入り方を説明して、あとは波切なり震天なりさっさと使ってくださいねという感じです。

つまりdotの更新が出来ていればあとはシナジー中につよいスキルを使うだけであり、それくらいならローテーションのことを覚える段階の人なら言われるまでもないので省いています。長くなりましたが話が散らからないように書かなくていいことは消して短くしましょう。

箇条書きの行数を増やせば本編C~も作れますが、あまりにも多いのであれば本編A~C→A~Cまでのまとめ→箇条書き→本編D~F→全体のまとめという流れにして中間地点を作りましょう。この記事のように分割するのもアリです。

まとめ

シンプルなものの解説と違って包括的にまとめます。「GCDは2.14でゲージはこう扱って奇数分はコレで偶数分前の注意点はコレで偶数分でdotを更新するための明鏡止水のタイミングが重要である」というまとめの中で、どこか途中でどういうこと?と思っても読み返せばわかります。

読み返せばわかるようにというのは単に遡らせるのではなく、該当する文中からそのまま持ってきたり強調したor見出しと大体同じような言い回しをして、どこを読み返せばいいか思いつくor探しやすいようにしましょう。自分は書いたつもりでも読み手がそんなん言ってたっけ?と思うような内容であればそれはただの失敗です。

まとめ以降

まとめまでがわかっていればわかることや、どうでもいいけどあったらいいかもしれないものを書きます。前半で書きましたが、自分で納得できるような解説がどこにもなくフレにもよく聞かれるので書いてみました等の記事作成に至る経緯を入れたければここに入れます。

XHBの配置は何故か欲しい人が一定数いるので毎度入れてます。これもローテーションの説明には関与しないので最後に入っています。

まとめ

・最初に提示した結論→説明→結論で着地をする

・文章の贅肉は無ければ無いほどいいが潤滑油はあると読みやすい

・段階を踏んで説明する必要があるものは説明のための説明をする

・説明のための説明は本編を理解するため&簡潔にするためにする

・長い解説ならまとめは包括的に

読んだけどなんかひっかかるところがあって、そういうものが腑に落ちるためには潤滑油が必要です。簡潔な方がいいけど理解して再現して活かしてもらうのが目的なので必要に応じて入れましょう。

後編はギミック解説についてです。このブログではギミック解説をSSの用意がダルくて覚醒編以降やってません。g8とかで出てくるあの実際の床みたいな画像って描いてるんですかね・・・・?

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