FF14の解説記事を出そう【前編】

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フレに頼まれたとか良い結果を出せたとかで各ジョブのスキル回しの解説を書いてみたいとか、次の零式はギミック解説をやってみたいとか、SSを取る時に照明をああして設定をこうしてフォトショでクンッでキレイに仕上がるのを解説して今後聞かれたら「これ読んでみてくださいね~」にしたいとか、動機は様々だと思いますが人に何かしらの説明をすることがあると思います。リアルでも。

この記事はこのブログの解説記事のような流れで記事を作れる説明書です。例として出てくる記事のタイトルは全て架空のものです。

タイトルと前置きを一緒に決める

初心者相手だと単語の意味まで細かく説明をしておかないと以降意味のない文章になります。しかし基礎的なところは知っている程度のミッドコア相手に初心者に対するものと同じように説明をしても、どうでもいいノイズが多いだけの文章になります。

誰に対して何のための記事なのか、どういう内容なのかを冒頭に書きましょう。

・その記事を簡単に説明するなら何なのか

・どれくらい知ってる人に向けたものなのか

・長くなりすぎない範囲に抑えてさっさと本題に入る

まず最初に何について書いたのか軽く伝えましょう。この記事の冒頭にあるような「この記事はこのブログの解説記事のような流れで記事を作れる説明書です」のことです。どれくらい知ってる人に向けたものなのかも必要で可能なら含めましょう。

例えばタイトルが「【7.3】Lv100黒魔道士のスキル回し解説」だったら黒のスキル回しを知りたい人が読みに来るので特に説明は必要ありません。このタイトルを見たら黒の回しについて必要なことは大体書いてあると思うでしょう。

中級者向けの記事を書きたいなら「この記事はある程度やったことがある方向けの解説なので細かい説明は省きます」とかで、上級者向けであれば「基本的なことは理解している前提で話が進みます」とかです。

このブログでよく使われている「この記事は何かの役に立つものではなく暇つぶしにしかなりません」もそうです。目的が違うなら損をする前に早々に帰らせましょう。

組み合わせと例文

例えば黒ならGCD2.17より2.xxが扱いやすく、それが何故なのかを解説するならタイトルは「初心者向け黒魔道士の装備とスキル回し解説」で、冒頭にこういう文章を入れます。

黒の最終装備はいくつか種類があって、木人では2.17が最もdpsが高くなります。但し扱いやすさや難易度によって変わるので、この記事ではこれから練習する方に向けて一番簡単なGCD2.xxの解説をします。

2.17が基本的に1番だけどこれから練習するレベルの方なら2.xxの方がおすすめで、それが何故なのかをサラっと説明するとこうなります。タイトルを「GCD2.xxの黒魔道士の解説」にすればこの説明をするまでもなく解説に移れますが、誰が何を目的として役立てるか?を考慮するとタイトルを概要説明で補完した方がよくなります。

対象者が誰なのかタイトルを見た時にわかりやすい方を優先しましょう。GCD2.xxの回しを知りたくて開いて初心者向けと言われるよりも、初心者向けと言われて開いたら2.xxが良いと言われるのとでは差があります。

概要説明には読み手が真っ先に疑問に思うようなことを入れておくと◎です。例文を読んで「最終的に1番強い2.17に着替えるはずなのに何で2.xxで遠回りをするの?」と思う人はいないんじゃないでしょうか。

記事の最後に「ここまでの内容はどのGCDの場合においても重要なことです。いちばん簡単な2.xxで再現するやり方を覚えてしまえば2.17でも他のキャスと使いまわせる2.nnの装備でもやり方を自分で探せるようになります。」と書いておけば、あえて2.17ではなく扱いやすさで理解することのメリットもわかります。

さっさと本題に入れ

・どうしても経緯を書きたければ最後に書く

・perf99を取った私が解説します!←オタクの栄光は聞いてない

「フレに頼まれたので○○の解説をします」程度であれば構いません。それ以上これから解説することを理解する上で必要のない無駄を書く人は悪い意味で話が長いです。仕事で上司に怒られてへこんだ話を朝起きた時からうっすら体調が悪かったところから話されたらぶっ飛ばしたくなります。

結論から話すとよいとされるのもこれが理由です。話の目的やゴールが最初から見えていた方が話が入ってきやすいです。「今日朝起きた時からうっすら対象が悪くて」から聞くと午後に悪化して熱が出たのかな?とか前日に原因になる何かがあったのかな?とか色々と想定が出来ると思いますが、結論が「(そんなコンディションの中)仕事で上司に怒られてへこんだ」だとそれを言われるまで聞き手側は何の話かわからないまま聞いていたことになります。

実績はいらない

明確な実績を提示すればその後の解説の信憑性が増します。ただそれは読み手が勝手にやります。その人が知ってることを聞いて理解して再現すると、きちんと説明しきれていてクリDHブレを考慮しなければその人くらいの火力が出ます。「その人くらいの火力」がどれくらいか気になる人はキャラ名をlogsに入れて勝手に調べます。今更ですがぼくのキャラはSharif Noahです。

どこの鯖の誰かがわかればperf99を取ったとかの説明は必要ありません。読み手が求めるのは内容を実践したら結果がついてくることであり、そこにオタクの栄光は関係ありません。オタクしか栄光と思ってないですしね。

そもそもスキル回しをlogsから拾ってくるのではなく検索して調べている人にlogsでこんなにすごい結果を残した私が!と言ってもまずlogsの説明から必要になるケースがあります。いらない情報は省きましょう。信用に足る根拠は欲しければ勝手に拾えます。

1~10まで説明する必要はない

薬の30秒間にダメージを最大限稼ぐための解説をしたとしましょう。

・計算式や具体的な数字はいらない

大体答えは1つです。いくつかパターンがあってメリットによって選択するのであれば何を基準にして選ぶかを提示しなければいけませんが、今回の例えで出したような薬の30秒間にダメージを最大限稼ぐための解説をするなら回しを提示して「これがいちばん稼げます」の一言で説明が終わります。

最も威力の合計が多くなるから以外に理由がないので何故?と疑問すら出てきません。必要なのは何がいちばん強いか?の結果だけであって理屈はどうでもいいです。「コレとソレとアレを使えば合計nになるからいちばん強い」の「いちばん強い」の部分だけで済みます。

黒板に書かれたことを片っ端から写してるけど後で見てみるとよくわからんみたいなのが計算式とかが入ってる解説です。過程をすっ飛ばしても構わないなら大事なことは結果につながる部分だけ説明をして、後で見てもわかりやすいノートのような解説にしましょう。

ウケを狙わない

火力の低い侍は四肢を踊り子に括り付けられてそれぞれ別方向にアンアヴァンをして引き裂かれるとか言ってもウケる人とウケない人がいます。狙って笑いを取れたら芸人になれます。一般人をやってるなら素材のままで生きた方が変に狙うより等身大のズレがあっておもろいです。

途中で冗談を言ってウケさせて飽きさせないようにするのは拘束時間が決まっている動画なら有効です。おもろかったらの話ですが。スベった後のリカバリーが出来ないのでスベらない自信が・・・・あってもウケ狙いはやめましょう。

まとめ

・タイトルは誰を対象とするかがわかるものにする

・読む上で最初に提示することを概要説明で補完する

・理解する上で必要のない前置きはしない、実績は知りたい人が勝手に調べる

・1~10まで説明せず簡素に結果と結果に至るために必要なことだけ伝える

・ウケ狙いは地獄

記事の最初の方の留意点は以上です。こんなに長くなると思いませんでしたが次回に続きます。本編の内容をどうするかとかがメインになると思います。下2つは本編を書く上での留意点ですが、これはこれだけで他と関連するものではないので今回の記事に含まれています。

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